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2024.08.04

ステージ4は末期がんなの?

ステージ4だからといって末期とは限りません

ステージ4は、がんの進行度を分類したときに、がんが原発巣(最初に発生した部位)から他の臓器へ遠隔転移している状態です
 言い方を変えると、がんとして大きくなくても、複数の臓器へがんが転移している場合は、ステージ4に分類されます
しかし、一般的にはステージ4と判明した時点で、がんはそれなりに進行していると考えられます

また、末期がんとは、明らかなエビデンスのある、且つ、有効な治療がほとんどない状態や、治療することでリスクになる状態を言います(たとえば、治療を行うことで、体力を奪ってしまような場合など)
基本的に、がんが悪化していて治療法がほとんどなく、余命宣告される状態が末期がんと言われます
しかし、末期がんとは、しっかりと定義されたものはありませんので、その点は

確かに、ステージ4や末期がんの状態は、ご本人はもちろんですが、ご家族にも大きな衝撃があることでしょう

しかし、医療・医学は進化しています
ステージ4でも治療法が検討できることもあります
余命宣告されても、それ以上の余命を得られた方も大勢いらっしゃいます

ありふれた言葉になってしまいますが、「あきらめない」気持ちが大切です